ジグザグ、海外アクセスによる不正決済防止機能『セキュア・ペイメント』をリリース ~ WorldShoppingBIZチェックアウトの標準機能として無償提供 ~
株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義、以下ジグザグ)は、Javascriptタグ1行で越境EC対応を実現するサービス『WorldShoppingBIZチェックアウト』において、不正決済リスクをはらむ海外アクセスをWorldShoppingBIZチェックアウトのショッピングカートに振り分けてEC事業者の不正決済被害を防止する『セキュア・ペイメント』をリリースしました。この機能は特許を出願中です。また、本機能はWorldShoppingBIZチェックアウトの標準機能として無償提供します。
【背景】国内EC
サイトへの海外アクセス増加傾向に伴い、海外アクセスからの不正決済被害が深刻化
近年、海外アクセスから「私書箱」「転送サービス」「空き家」などを利用した直接注文によって、不正決済を試みる事態が多く発生しています。今回ジグザグがリリースした『セキュア・ペイメント』は、海外からのアクセスをすべてWorldShoppingBIZチェックアウト経由のカート注文によって受け付けるため、(EC事業者のカートに対して)海外からの不正注文を排除することが可能になりました。これにより、金銭被害が解消されることを見込んでいます。
【課題】EC事業者の不正決済対応リソースの限界と売上機会損失
国内外で不正決済に対するリスク判定サービスが存在しますが、リスク判定スコアリング情報の提供を主としており、最終的な決済の承認可否の判定はEC事業者側に委ねられていました。しかしながら、EC事業者が注文の一件一件を改めてリスク判定をするには、膨大な時間・工数を割かなければなりません。また、リスク回避のために非承認とした取引が実は安全な決済だったなど、売り上げの機会損失もございました。今回ジグザグがリリースした『セキュア・ペイメント』を利用すれば、これらの手間をかけることなく不正決済リスクならびに売り上げの機会損失も回避することが出来ます。
【導入効果】ジグザグのセキュア・ペイメント導入によって期待される効果
『セキュア・ペイメント』導入により、不正決済判定にかかるリソースは解放され、加えて低コストで不正決済を防止することが出来、売上機会損失が無くなります。

サービス開始日
2018年10月29日より順次
WorldShopping BIZ チェックアウトについて
『WorldShopping BIZ チェックアウト』は、海外販売をはじめたいすべての事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送までを一気通貫で提供する越境EC対応サービスです。
WorldShoppingBIZ チェックアウトの主な機能
サービスの流れ(注文受付から海外配送までのイメージ)

ユーザーインターフェースの説明
サービス提供の背景と市場の課題
経済産業省は、越境EC(インターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引)の世界の市場規模は、中国とアメリカを中心に2020年まで毎年、対前年20%以上で成長し、2016年の4,000億USドル(約44兆4,000億円)から2020年には9,940億USドル(約110兆3,000億円)の市場になると予測しています。※
また、日本語のECサイトにも数パーセントの海外からのアクセスが存在するものの、越境ECを行う上でWebサイトの多言語入力フォームへの対応・海外決済・不正決済対応・海外物流・運営ノウハウ不足により海外販売対応できないことが課題としてありました。
※経済産業省 平成 29 年 4 月発表「平成 28 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」より